位置情報ゲームIngressでも採用しているlibGDXの開発環境をAndroidStudioに構築してみた(〜実機デバックまで)
libGdxというマルチプラットフォーム対応の、ゲームフレームワークがあるのはご存知ででしょうか。
最近だとUnityをはじめ様々なゲームフレームワークが存在しますが、libGDXはなんとJavaで開発ができます。
しかもAndroidやiOSなど多くのプラットフォームに対応しているのが特徴です。
あの位置情報ゲームIngressでも一部この技術を取り入れています。
Ingressを起動し、[OPS]→[DEVICE]→[Sources Show]から
確認が可能です。
では以下よりIntelliJに、AndroidStudioの開発環境を構築していきます。
いつもAndroidStudioで開発されている方は、Step0~2は飛ばしてください。
Step0.
AndroidStudioをまだインストールしていない方は下記のリンクから
ダウンロード&インストールしてください。https://developer.android.com/sdk/installing/studio.html
JavaDevelopmentKitのインストールもまだの方は下記リンクから
ダウンロード&インストールしてください。http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
AndroidStudioを起動してください。
AndroidSDKManagerを起動し、必要なSDKをインストールしてください。
libGDXの導入
Step3.SDKのダウンロード
http://libgdx.badlogicgames.com/download.htmlにアクセスStep4.セットアップ
ダウンロードした「gdx-setup.jar」をクリックしてください。
するとセットアップのダイアログがでます。
以下の項目を入力してください。
※ここで入力する内容はサンプル名です。
・Name:my-gdx-game
・パッケージ名:com.mygdx.game
・ゲームクラス名:MyGdxGame
次にAndroidStudioのプロジェクトをまとめているディレクトリーに行き、
新しいフォルダを作成してください。そのフォルダがlibGDXのプロジェクトとなります。
ここでは、[SetupGame]というフォルダをつくりました。
・Destinationは[SetupGame]のパスを指定してください。
・AndroidSDKはAndroidStudioのSDKのパスを指定してください。
全て終えたら、Generateを押してください。
するとプロジェクトが生成されるはずです。
Step5.ゲームプロジェクトのインポート
AndroidStudioを立ちあげてください。
Welcome to Android Studio
と書かれたスクリーンがでると思います。
そこでImport Projectをクリック
先程作成された、SetupGameのなかにあるbuild.gradldを指定し、OKを押す。
インポートが完了されます。
もしもPlugin関係のエラーが発生した場合は慌てず以下の作業を試してみてください。
1.作成したSetupGameを開く
2. 「.idea」を削除する
3.AndroidStudioで[Command + Option + Y]を同時押し。
Winなら[Ctrl+Alt+Y]
4.「.idea」が正しい内容で自動作成されます
Step5.gradleの設定
build.gradleを設定しましょう。
build.gradleを開いてください。
※build.gradleは複数あるので間違わないようにしてください。
dependencies {
の中の、classpath 'com.android.tools.build:gradle:0.13+'の
バージョンを再確認してください。
確認を終えたら、「Sync Now」をクリック
「おめでとうございます。」
何もエラーが起きなければ環境設定終了です(^^)
それでは、デバックしてみましょう!
USBにAndroid端末を接続し、デバックしてみてください。
以下の画面が出れば成功です。
お疲れ様でした。
参考サイト:http://www.programmingmoney.com/setup-libgdx-android-studio/
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